街化石「新横浜グレイスホテル」

街化石

はじめに

新横浜駅からすぐの場所にある「新横浜グレイスホテル」
オープンは1991年で、私も会合等で何度か訪れた事があります。が…貸し切りの会場へ直行していたためロビーや1階レストランの壁や床の大理石に注意がいかず…💦
少し前に気がつき、先日レストランでのランチに出かけ、化石も見つけることができましたのでその写真を載せていきたいと思います。

ロビーの様子

(1)の写真の右端が入り口です。(2)は逆方向から見たロビーの様子です。床面には主にイタリア産大理石「ペルリーノロザート」が、壁面にはイタリア産大理石「ペルリーノキャーロ」が使われています。

(1)

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(3)のようにペルリーノロザートとペルリーノキャーロを組み合わせたデザインの床面部分もありました。

(3)

階段にもこの二種類の大理石が使われ、踊り場にはフォトコーナーらしき場所も👀💕

(4)

ペルリーノロザート石材中の化石

(1)はロビーの床面の様子です。 

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(1)のは(2)のアンモナイトで横幅約20cmあります。
(1)のは(3)で、これもアンモナイトの一部分です。

(2)

(3)


(4)のを拡大した物が(5)のアンモナイトです。

(4)

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損傷部分も補修され、床面も清潔で感動です🙏

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(8)のアンモナイトは(9)のにあり、ドアの向こうはホテルのフラワーショップです。

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(10), (11)はべレムナイトです。(12)は上記(9)で見えているフラワーショップの様子でこの床面で(13)のべレムナイトを見つけました。

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(11)

(12)

(13)

ティーラウンジ「パレグレイス」壁面の化石

高い天井のシャンデリアや大きな窓からの光がたっぷりの大空間です✨こちらの壁面にもペルリーノキャーロが使われていました。

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ラウンジの壁面で見つけた化石です。(2)~(4)はアンモナイトです。

(2)

(3)

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(5)はアンモナイト顎器の一部分でしょうか。

(5)

(6)はアンモナイトの一部分なのか?隔壁が見られた物です。

(6)

(7)はベレムナイト鞘部の輪切り断面です。

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(8)と(9)はウニの口器の一部分かと思います。

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(9)

ペルリーノキャーロ石材中の化石

ペルリーノキャーロ石材中の化石を種類ごとに載せていきたいと思います。4.のティーラウンジ以外の壁面で見つけた化石です。

(1)~(9)はアンモナイト化石です。

(1)

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(3)

(4)

(5)

(6)

(7)

(8)

(9)


(10), (11)もアンモナイトの一部分です。

(10)

(11)

(12)はべレムナイトです。

(12)

(13)はウニの口器です。

(13)


(14)の(a)はフラワーショップから地下へと続く階段で、こちらも壁面にペルリーノキャーロが使われています。
(b), (c)はアンモナイトの顎器の一部分なのでしょうか🤔
下段の(d)~(f)もよく見る形の物ですが、何なのか❓です🧐

(14)

おわりに

長年にわたり沢山のゲストを迎えてきたホテル内の石材。化石が補修された部分もありましたが、貴重な石材が残っている事に感動しました✨

ティーラウンジも華やかながら落ち着いた雰囲気でしたので、再訪したいです🍰☕

今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇

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