はじめに
「泉屋博古館東京(せんおくはくこかんとうきょう)」は、六本木の住友家麻布別邸跡地に京都の「泉屋博古館」の分館として建設され、2022年にリニューアルオープンした美術館です。
住友不動産等による再開発地区「泉ガーデン」街区にあり、この名称も住友家の屋号「泉屋」にちなんでいるそう。
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」に直結した「泉ガーデンタワー」のエスカレーター等で上がった先の、庭園のような敷地内にある美しい建物です。
今回はこの美術館と「泉ガーデンタワー」で見つけた街化石を載せていきたいと思います🙇🌿
泉屋博古館東京
エントランスの壁面
(a)が建物の様子です。
(b)は敷地内の木々越しに見た様子、(c)はエントランス前の様子です。ドイツ産大理石ジュライエロー(ジュラマーブルイエロー)が使われていて、この面には割肌仕上げの石材が使われています。

べレムナイト
(a)はエントランスの「泉屋博古館東京」の文字の下あたりの壁面で→を拡大した物が(b)のべレムナイトです。
(c)は自動ドアの横の壁面で、(d)のべレムナイトがあります。房錘部も付いている化石です。

(1)
(a)はべレムナイト鞘部の斜め断面。
(b)は割肌面の角部分で、↑を拡大した物が(c)のべレムナイト鞘部の輪切り断面です。

(2)
アンモナイト
(1)では隔壁や肋がところどころ立体的に見られます。

(1)
(2)もアンモナイトの一部分かと思います。

(2)
(a)は透明プレートのHAKUKOKANのあたりにあった物で、肋の一部分でしょうか。
(c)は(b)を拡大した物で、こちらもアンモナイトの一部分かと思います。

(3)
海綿動物
(a)と(b)、また(c)の←は海綿動物の化石断面かと思います。

エントランス脇の壁面
海綿動物
エントランスの割肌面の右橋から奥の壁面には、研磨された石材が使われていました。
(a)の↑を拡大した物が(b)で、2個の↓は海綿動物化石です。

アンモナイト
(a)は高い位置のパネルで↑はべレムナイトです。(b)は(a)の↓のアンモナイトです。
(c)では↓にも小さなアンモナイトが。

(1)
(a)の↓が(b)の、↓が(c)のアンモナイトです。
(d)は結晶が析出していますが、正体は?です🧐

(2)
(a)の↓が(b)のアンモナイト。←が(c)のアンモナイトの一部分です。

(3)
オウムガイ
(a)は上記(3)(a)の↓の物で、オウムガイかと思います。
(b)は崩れていますがこれもオウムガイかなぁ…

べレムナイト
房錘付きの物(a)や鞘部の層がわかる物など色々ありました🔎


エントランス内側の壁面
エントランスから館内に入ったすぐの所にもジュライエロー石材の壁面がありました(a)。
(b)、(c)はべレムナイトの鞘部で、(d)は房錘部分のみの物です。

(1)
アンモナイト(a)や海綿動物化石(b)もありました。

(2)
泉ガーデンタワー
エントランス
(a)は「泉屋博古館東京」横から「泉ガーデンタワー」を見た様子。(b)はタワー前1階広場の様子です。
(c)は4階のロビーの様子です。壁面の大理石はアラベスカートでしょうか…。ピカピカのオフィスエリアエントランスです✨

4階通路
上のエントランスロビー(c)から店舗エリアに向かう通路では、壁や柱にイタリア産「ペルラートシチリア」と思われる大理石が使われています(a)。
(b)の巻き貝や(c)の厚歯二枚貝など、化石が沢山見られました。

(1)
群体のサンゴなのかコケムシなのか、いつも判別を迷うのですが…🙇💦
サンゴ化石(a)の→部分に(b)のコケムシ化石が入り込んだような?物もありました。
(c)、(d)もサンゴでしょうか…🤔

(2)
(3)はコケムシ化石かなと思う物です。

エレベーターホール
店舗エリアのエレベーターホールの様子です。(1)は4階ですが他のフロアも同様のつくりでした。
エレベーターの周りや床面のローズ色の大理石はフィリピン産の「ティーローズ」でしょうか。
(b)の→に(c)のサンゴ化石がありました🪸

(1)
こちらは1階のエレベーターホールの様子です。
(a)の←を拡大した物が(b)のサンゴ化石です。

(2)
上記(2)(a)の←には(3)の大きなサンゴ化石がありました。
縦断面も横断面も見られます👀

(3)
同じく上記(2)(a)の→のサンゴが(4)と(5)です。
カーブしている部分にあるので同じ物を2方向から撮りました。サンゴ個体の輪切り断面がくっきりと見られます👀

(4)

(5)
群体のサンゴ化石は他の階でも多数見られたので一部を…。
(6)の一部分を拡大した物が(7)です。

(6)

(7)
(8)も輪切り方向の断面が見られるサンゴ化石です。

(8)
同じくどのフロアでも床面にベージュ色の石材が使われています(a)。
詳細はわかりませんが、こちらにもサンゴの破片のような部分や、石灰藻のような部分が見られました(b)。

(9)
連絡口
駅への連絡口などには壁面にレッドトラバーチンが使われていました。

ホテルヴィラフォンテーヌグランド東京六本木
泉ガーデンタワーの5階にホテルエントランス(a)があり、(b)はロビーの様子です。
床面や壁の黒色の大理石に化石を発見🔎(c)の壁の←は(d)の腕足動物化石です。

(1)
(a)は四放サンゴの断面でしょうか。(b)の↓は腕足動物、→は巻き貝の断面かと思います。
(c)も腕足動物の一部分で、殻の内側に巻き貝も見られます。一部分を拡大すると(d)の→のウミユリや→の小さな腕足らしき断面も見られました🔎

(2)
おわりに
泉ガーデンタワー街区は地形の起伏が大きい場所の大再開発地区で、毎回自分がどのフロアや標高(笑)にいるのかわからなくなってしまいます😆
壁をつたうように廻ってきましたが、不明点や見きれなかった部分もあるので再訪したいです。
(カフェやレストランも多数ありますし😄~)
最後に「泉屋博古館東京」展示より撮影可能だった作品を…
(a)~(c)は「燕子花図」(d)、(e)は大理石の彫刻「蔭」です。


作品も外壁の化石も大変良かったです🙌
今回もご覧いただきありがとうございます🙏
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