街化石「群馬県立館林美術館」

街化石

はじめに

「群馬県立館林美術館」は2001年に群馬県で2つ目の県立美術館としてオープン、建設は県立多々良沼公園の整備とともに進められたそうです。

展示作品のみならず、自然と調和した美しい建物も鑑賞してみたい…と憧れの場でしたが、先日念願叶い訪問してきました🙌
石材中の化石も沢山見つけたのでレポさせていただきたいと思います🙇

駐車場から建物エントランスへは(a)のアプローチを進みます。アプローチ左側には洋芝、右側には水が張られたカスケードが配されています。前庭の芝生広場からも建物全体が見渡せました(c)。

エントランスホール

館内各所で見つけた化石です。まずはエントランスホールからです。

(a)はエントランスを入りホールを見渡した様子で(b)は進んできたアプローチを振り返った様子です。
床にはドイツ産ジュライエロー(ジュラマーブルイエロー)石材が使われています。

(1)


(a)、(c)ともに、歩いてきたアプローチ側を見た様子です。
(a)のは(b)のアンモナイト、(c)のは(d)の海綿動物の化石です。
外のカスケードの水面がガラス越しに目の前に見られ、床面の化石も見られ…館林美術館での観察はこの感動の連続でした😊

(2)


(3)はアンモナイトです。(a)のは海綿動物です。

(3)


(a)~(c)はべレムナイトで、房錘部も残っている物です。
(d)のはべレムナイト鞘部、と(e)は海綿動物です。

(4)

ギャラリー

エントランスホールを進むと、レストラン、ミュージアムショップ、展示室をつなぐ200mの長さで弧を描くギャラリー(通路)に出ます。別館へ向かうため左側に進みました。
こちらもジュライエロー石材の化石と外の風景が同時に見られる贅沢な空間でした!

(a)のが(b)で、大小2つのべレムナイト鞘部の化石です。
(c)の部分が(d)です。(d)のが(e)、が(f)の海綿動物化石です。

(1)


左側の窓からは中庭が見られ、にべレムナイト鞘部の化石がありました。

(2)


進んだ(a)のが(b)のアンモナイトです。が(c)で、貝などの殻の化石でしょうか。
(a)のを拡大した物が(d)で、海綿動物化石が多数見られます。(a)のは(e)の2つのアンモナイトです。

(3)


さらに進んだ左側は展示室入り口となります。今回の特別展会場はこちらでした。
(a)のが(b)のべレムナイトです。
(b)のが(c)、が(d)です。房錘部の途中部分が抜けて見える面白い断面でした🔎

(4)


別館方向へとさらに進んだ所で振り返って見た様子が(a)です。に(b)のべレムナイトがありました。

(5)


ギャラリー出口付近(a)にはの(b)の海綿動物化石、(c)にはのアンモナイトの一部分がありました。

(6)


エントランスホールから進んできたギャラリーで見られた化石を種類ごとに…アンモナイトからです。
多数ありましたが、縫合線の見えている崩れた形の物(a)(b)、小さな縦断面(c)、顎器の一部分かと思う物(d)です。

(7)


べレムナイトは本当に沢山あったので、敢えて欠けたり割れたり…の物を~🤣

(8)


やはり沢山見られた海綿動物化石です。

(9)


(a)はギャラリーの出口です。振り返ると、弧を描いた通路、展示室1、前庭の芝生が(b)のように見られます。
(c)のは別館への通路でテラコッタタイルが敷かれていて、はギャラリー同様ジュライエロー石材です。
雨に濡れていますが(d)のべレムナイトを発見👀

(10)


別館「彫刻家のアトリエ」

フランスの彫刻家 フランソワ・ポンポンの作品や資料を展示している別館は、ポンポンのアトリエとしてブルゴーニュ地方の農家の納屋を模しているそうです。
屋根はフランス瓦、壁は石灰岩の乱積み漆喰仕上げ、床はテラコッタタイル。部分的に木材の古材も用いているそう。

上記3.(10)(c)の通路から中に入ると素敵なアトリエ空間となっています。

(1)


館内の扉や窓の周りの石材中にウミユリらしき化石を見つけました(c)、(d)。

(2)


外壁の観察のため外へ…雨天でしたが、雨に濡れた新緑に映える建物の雰囲気も素敵~🌿

(3)


外壁でも上記(3)(d)など、石灰岩の石材部分に化石を多数見つけました。
(a)のを拡大した物が(b)です。ウミユリの輪切り断面でしょうか。(c)、(d)も輪切り断面の一部分かと思います。
(e)、(f)はウミユリ茎部の縦断面の一部分かなと思います。

(4)


(a)~(d)もウミユリの一部分ではと思った物です🧐
全体的に破片も沢山ありました。

(5)


(a)の一部を拡大した物が(b)です。群体のコケムシ化石で、個虫の部分が網目のように見えている状態と推測🧐
(c)も同様に網目模様が見られ、群体のコケムシ化石かと思います…。(d)は貝類の殻断面でしょうか。

(6)


展示室1

エントランスからギャラリーを別館方向へ進んできましたが、1.の(c)、3.の(10)(b)でも見えていた、芝生の前庭に面した展示室1に次に向かいました。
ギャラリーの中央部分から通路を進み入ります(a)。室内で撮影可能なのがポンポン氏の作品2点に限られていますが、通路にも室内の床にもジュライエロー石材が使われていました。

ミュージアムショップ、レストラン

展示室1よりギャラリーに戻り、先ほどとは反対側のミュージアムショップやレストランの方向に進みます。
早速ショップ床面(a)のに(b)のアンモナイトを発見!

(1)


カフェでは房錘部付きのべレムナイトを幾つか見つけました。(a)は長さ20cm超です!

(2)


べレムナイト鞘部の化石(a)~(c)や海綿動物化石(d)も発見!
窓からは展示室1が見えます。ワッフルプレートはボリュームがあり、味も最高でした💕(e)

(3)

ロッカー前通路

エントランスホールに戻り、(a)ののロッカー前の通路へ。同じくジュライエロー石材が使われていました。
エントランスまでのアプローチがガラス越しに見えます(b)。

(1)


(a)のが(b)の海綿動物化石です。(c)(d)も海綿動物化石です。

(2)


ロッカー近くで見た(a)のは(b)の房錘付きべレムナイト、は(c)のべレムナイト鞘部の化石です。
(d)、(e)もこの通路にあったべレムナイトです。

(3)

おわりに

今回観覧した特別展「熊田千佳慕の世界 ~愛するからこそ美しい~」も素晴らしかったです!
虫と同じ目線で観察を続けた熊田千佳慕の愛あふれる作品の数々を鑑賞することができ、本当に感激でした🌹


雨の日の訪問でしたが、水面や木々に落ちる雨の様子も楽しめ、自然を取り込んだ建築その物にも感動しました。
化石探しも外の風景を見ながら進められましたし、職員の皆様もとても親切で良い時間を過ごせました🙏✨
また違う季節に訪問してみたいです🍀

今回も最後までご覧いただきありがとうございます🙇
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