はじめに
前回まで「中野坂上ハーモニースクエア」の街化石(館内編)、(屋外編)を紹介してきましたが、地下通路で繋がる最寄り駅 東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「中野坂上駅」の構内壁面でも化石を見つけました!
ホーム下フロアの壁や…

3番出口までのエスカレーター横の壁…

よく見るとぽつぽつと黒い点が…。たとえばこれは…

欠けている部分もありますが星形のウミユリ化石です☆

ウミユリ化石
このように壁の中にぽつぽつとある化石を見ていきます。まず、ウミユリの化石。最初の星形のほか、こんな形の物もあります。



次に、ウミユリの茎部分の縦方向断面の化石です。









色々な化石
他の種類の化石です。
ウニの殻の断面

これはウニのトゲ。下半分、根元のほう。

コケムシ(個虫の群体)化石

中生代に繫栄した巻貝のネリネア

貝類の殻の断面、色々です。




赤の←は、ネリネア化石(半分)です。
おわりに・もう一つご紹介…
ひとつひとつは小さいですが化石が沢山見つかります!
そして。。㊟!! 観察時は、駅利用の方々のご迷惑とならないようくれぐれもご留意ください‼よろしくお願い致します。
前回までの「ハーモニースクエア」館内や屋外で、また今回の「中野坂上駅」で、街化石を紹介してきましたが、もう一つご紹介。。
駅近くの宝仙寺墓所横の広場で、赤レンガの塀を見つけました!明治初期に創業した「山政醬油醸造所」の遺構で、日本の漆喰技術とフランス積み工法が組み合わせられているそう。味わいのあるレンガ塀です。味噌、醬油製造とそば粉製造は、中野の代表的産業だったそうです。

そう言えば「ハーモニースクエア」の広場、ゾルンホーフェン石材のあの広場には、そば製粉で使われていた石臼のベンチがありました! 付近には由緒あるお寺や神社もあり、魅力ある素敵な街ですね🥰🥰

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