はじめに
前回の(その1)に続き、三井本館7階「三井記念美術館」の廊下等の壁面石材に見られる化石を載せていきたいと思います。
(1)と(2)は、エレベーターホールとその付近の壁の様子です。表面の加工や見られる化石から、その1で見てきた石材とは違うような気がします。三井タワーへの接続工事後の部分なのでしょうか…(完全に推測です)
それでは化石を見ていきたいと思います。

(1)

(2)
サンゴ化石
「はじめに」の章の、写真(1)の←を拡大した物が(3)です。↑を拡大した物が(4)です。サンゴの断面の広がりが見事です✨

(3)

(4)
下の(5)の→部分を拡大した物が(6)です。(6)では輪切り断面の花模様が見られます。

(5)

(6)
(7), (8)と少しずつ拡大していくと、こちらも(9)でサンゴの花模様断面が👀

(7)

(8)

(9)
「はじめに」の写真(2)もそうなのですが、(10)のように上下対象に石材が貼られている所が多いです。
上下対称に見られる化石(10)の↓を拡大した物が(11)です。

(10)

(11)
角の壁も、上下対称に貼られています。(12)を拡大した物が(13)です。

(12)

(13)
また違う場所ですが…(14)を拡大した物が(15)です。

(14)

(15)
(16)のような群集サンゴの化石があちらこちらにあり、見つけるのも楽しいです♪

(16)
その他の化石
(17), (18)に見られる黒い化石はカキや貝の殻でしょうか🤔

(17)

(18)
(19)の白い化石はウミユリ。(20)は、ウニのトゲの化石…(21)は、↑がウニのトゲの縦断面、←が輪切りの横断面…だと予想します🧐

(19)

(20)

(21)
おわりに
三井記念美術館内で多く見られる化石としては、ジュライエロー石材に含まれている物がさらにあります…本当に沢山の石材と化石が見られるので、分けて載せていこうと思います
展示室内は写真撮影禁止ですが、撮影可能なエリアで撮った写真が(22), (23)です。「重要文化財 三井本館」の歴史に触れられます。

(22)

(23)
最後に、中央通りから見た三井本館の夜景を…。後ろの高層ビルが「日本橋三井タワー」で、美術館入り口もタワー内にあります。

中央通り側から見上げる三井本館。コリント式柱列の見え方も、昼間とは違う迫力を感じますね✨

今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇
なお、美術館へ行かれる際には開館日、開館時間を公式ホームページこちらにてご確認ください。
次回(その3)は、ジュライエロー石材に見られる化石を取り上げたいと思います。
「三井記念美術館で見られる化石」の𝕏
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