はじめに
先日「渋谷区文化総合センター大和田」にある「こども科学センター・ハチラボ」で開催中の「石展2」に行ってきました。
様々な種類の石の事や、人間と石との関わりを改めて知る事ができる展示で、児童向けとは言え大人にとっても見ごたえのある内容で楽しめました👍
石でできた道具や建築石材について具体的に紹介されていて「渋谷の石マップ」もいただけましたので、再訪も含めて巡った場所のレポを2回に分けて載せていきたいと思います🙇
「石展2」
石ってなんだろう?のパネルから始まり(a)、ずらりと並んだ堆積岩や火成岩には一つずつ解説カードが添えられています(b)。
ザクロ石のコーナーには虫メガネが置かれていて、机も子供が観察しやすい高さ🔎(c)。

(1)
近年発見された新種の鉱物や光る鉱物の展示も(a)~(d)。
光る鉱物の写真を撮るのは初めてで喜んだものの、腕がなく苦労しました(e)(f)😅


(2)
石から生まれた絵の具(a)や化粧品にも使われる滑石(b)、ゲームに出てくる石(c)や隕石(d)(e)も💫

(3)
(a)(b)は「ヘリテージストーン」や「建築に使われる石」のコーナー。
(c)~(i)は展示されていた石材(横幅約10cm)です。(j)はアンモナイト化石の入ったジュライエロー石材です。




(4)
「ヘリテージストーン」のコーナー(a)には稲田石(b)と真壁石(c)が展示されていました。

(5)
他にも色々な石の展示やゲーム、クイズもあり初心者でも楽しみながら学べる内容でした!
そして「渋谷の石マップ」の掲示もありました。枚数に限りはあるようですがマップは配布もされています。
このマップをもとにまずは⑥の館内2か所から巡ってみました。

(6)
渋谷区文化総合センター大和田ロビー階入り口
マップ⑥のロビー階入り口の様子です。入って右側の壁に「定礎」プレートがあります。

(1)
石材はスペイン産クレママーフィル(クレママルフィル)で、貝やウニ殻等の破片のような物がぽつぽつと見られました。

(2)
渋谷区文化総合センター大和田1階
1階入り口前にある、イタリア産大理石「ビアンコカラーラ」が使われた「天秘」というアート作品。
彫刻家の 安田侃(かん)氏の作品です。氏の作品は街中のあちこちで目にしますが、硬い石とは思えない柔らかな印象を受ける物が多いですよね😊
今回も中央が窪んだ形やすべすべの大理石に吸い寄せられる魅力を感じました👀
ビアンコカラーラは石灰岩が熱を受けて再結晶化した結晶質石灰岩で、白の地色にグレーの縞模様が入るのが特徴(map解説より)との事(c)。

忠犬ハチ公銅像 台座
map①のJR渋谷駅ハチ公改札口「ハチ公前広場」の有名な銅像。
酷暑の炎天下でも記念撮影する外国人の列ができていてビックリ!
像の「台座」に茨城県笠間市及び桜川市の御影石「稲田石」が使われていてうっすら流れ出たような縞模様が見られるのが特徴(map解説より)。

モヤイ像(渋谷フクラスビル西側広場)
渋谷フクラスビル横の国道246号に面した場所にある、こちらも有名な像。渋谷駅前から移設してきました。
map解説によると、スポンジのように多孔質でガラス質の黒雲母流紋岩「コーガ石」が使われていて、形成年代は西暦886年との事。
(a)、(b)は「石展2」でのコーガ石の展示。(c)は像の横の解説です。

(1)
(a)は像を正面から見た様子ですが、裏側(b)や横側(c),(d)を意識して見たのは初めて。渋谷駅横にあった時より見やすくなっているのでしょうか…なかなかのインパクト👀
アンキ(若者)とインジー(おじいさん)の両面の顔を持ち、重さは約2トンとの事(渋谷区ウェブサイトより)です。

(2)
渋谷フクラス内 東急プラザ2階エントランス
渋谷フクラスビル2階「東急プラザ」の国道246号側エントランスの壁面にはドイツ産ジュライエロー(ジュラマーブルイエロー)石材が使われています。
mapには載っていない場所ですが、石材やアンモナイト化石は上記展示(「石展2」)にありました。
こちらの壁面の様子や見つけた化石の一部です。
(a)の壁面の↓が(b)です。
(b)の←が(c)の、↑が(d)のアンモナイト(一部分の断面)です。


(1)
上記(1)(a)の□を拡大した物が(2)です。
石材が左右対称のブックマッチに配されていて↑の海綿動物化石も左右対称に見られます。

(2)
(2)の□を拡大した物が(3)です。→はべレムナイト、→はアンモナイトの一部分です。

(3)
(1)(a)の←が(4)のアンモナイトです。

(4)
(1)(a)の←は(5)で、↓には半円のアンモナイト、←にはアンモナイトの縦断面も見られます。

(5)
(1)(a)の←が(6)のべレムナイトです。

(6)
(1)(a)の→が(7)のアンモナイトです。

(7)
(a)はアンモナイト顎器の一部分でしょうか。(b)、(c)のアンモナイト、(d)、(e)のべレムナイトも発見しました。


(8)
セルリアンタワー東急ホテル
map③の「セルリアンタワー東急ホテル」には「閑坐庭(かんざてい)」という枯山水庭園に隣接したラウンジ「坐忘(ざぼう)」があります。枯山水庭園では庵治石(あじいし)という花崗岩が使われているとの展示と解説がありました。

(1)
せっかくなので!ティータイムにラウンジに伺い、美しい石や樹木による庭園を鑑賞させていただきました。

(2)
庭園と館内が繋がっているような空間で、大小の岩石を間近に見られました(a), (b)。
先程までいたセンターが見えるまでは、渋谷にいる事を忘れていました(c)。

(3)
上記(1)(a)の柱や(2)(a)の窓際部分の石材にはサンゴ等の化石が見られました。(5)は群体のサンゴ化石かと思います。

(4)

(5)
(a)の←もサンゴかと思います。(b)はウミユリでしょうか?
(c)と(d)は貝やカキ等の殻か?詳細はわかりませんが🙇多く見られました。


(6)
照明の具合で場所により見え方が異なりますが、館内の壁面や床面の石材(a)にも貝やカキ殻の破片のような化石(b), (c)が見られました。

(7)
通りがかった範囲だけでも、館内の壁面には様々な大理石が使われていました。
(8)はスペイン産クレママルフィル石材でしょうか、ウニの殻の破片らしき物がありました。

(8)
(9)の壁の石材はポルトガル産モカクリームかモカクリームダークでしょうか。クロスラミナの縞模様が縦方向に見られ、(10)のように貝殻やストロマトライトの破片のような物が見られました。

(9)

(10)
セルリアンタワーの敷地内通路も石材と樹木に囲まれた空間で、美しい景観を楽しめました🌿

(11)
おわりに
「石展2」の石マップのポイント巡り、全体の約半分を載せて参りました。
つい石材中の化石探しを繰り広げしまい、まとまりが無く申し訳ありません🙇💦
次回は残り半分のレポをさせていただきたいと思います🏃💨
それでは…今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙏
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