はじめに
横浜市磯子区にあり、JR根岸線と金沢シーサイドラインの駅である「新杉田駅」🚃
駅に直結したショッピングモールや地域ケアプラザ等もあります。
その一角、南口タクシー乗り場やバスロータリーへの出入口脇の壁に「太陽の雫」というレリーフアートが掲げられています。

(1)
近寄って見ると、周りの壁には(2)のように砕いた石材が模様のように貼られています。さらによく見ると(3)の↑ように、石材(イタリア産大理石ボテチーノ?などか…)の中に小さな化石がある事もわかります。
化石は目立つ大きさの物もありますが、長さ1~2mmの小さい物も多いです🧐
今回は、このようなとても小さく細かい巻き貝化石を載せていきたいと思います。

(2)

(3)
巻き貝化石
(1)の←部分を拡大した物が(2)、←を拡大した物が(3)です。

(1)
(2)の←も巻き貝化石です。長さ1mmの物も!

(2)
(3)では巻き貝が2つ見られます。

(3)
(4)の←、←、←を拡大した物が(5), (6), (7)です。

(4)
(5)の←も巻き貝ですが、その下の←も長さ2mm程の小さな巻き貝です。

(5)

(6)

(7)
(8)の←を拡大した物が(9)です。

(8)

(9)
(10)の←を拡大した物が(11)で、(11)の→も巻き貝の縦断面の一部です。

(10)

(11)
(12)の↑を拡大した物が(13)で、こちらにも巻き貝の縦断面が見られます。

(12)

(13)
(14)と、(15)の↑もそれぞれ巻き貝の縦断面です。

(14)

(15)
(16)の↓は横断面の一部分です。

(16)
(17)の↓は縦断面です。

(17)
(18)の↓、(19)の←と(20)の←も巻き貝化石です。

(18)

(19)

(20)
オブジェの様子
土の焼き物のようなレリーフアートのオブジェでした。ところどころにタイルのような物もはめ込まれています。
周りの壁も含め、太陽や自然の恵みを表現したような明るいオブジェです🌝


その他
新杉田駅周辺は昭和30年代に埋め立てによりできた地で、駅近くのコンビニ前には江戸名所図会に描かれた江戸時代の杉田村の様子を伝えるパネルがありました。イリコ(ナマコを茹でて干した物)の生産と流通が盛んだったようです。





また、江戸時代の杉田は梅林でも有名で、各地から観光客が観梅に訪れてきたそうです。
現在も「杉田梅まつり」が梅の開花時期、2月に町をあげて開催されています。
下の写真は、杉田梅林の歴史の残る妙法寺の様子です。
梅の開花ピーク前の訪問だったので、満開の時期にまた訪れてみたいです🌞




偶然通った場の壁面での細かい化石が中心でしたが、つい時間や用事を忘れて街化石探しをしてしまいました😅
今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇
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