街化石「J:COMホール八王子(ジェイコムホール八王子)」

街化石

はじめに

JR八王子駅南口からすぐの場所にあり、市役所や商業施設の入るビル「サザンスカイタワー八王子」。
その4階にエントランスのあるコンサートホールが「J:COMホール八王子」です。

広く明るいホワイエの床面や壁にはドイツ産大理石ジュラマーブルイエロー、ジュライエローが使われ、沢山の化石が含まれています。

ホワイエ入場にはホールの催しのチケットが必要になりますが、夏休みにはホワイエでのファミリーコンサートや化石探しイベントが行われることもあります。(2025年8月も開催予定だそう)
以前参加した時に撮った写真がご参考になれば…と、まとめて載せていこうと思います。

エントランスのあるフロアー、階段、上階のホワイエでジュライエロー石材が使われています。

アンモナイト

化石の種類ごとに載せていきます。まずは円形のアンモナイト化石です。直径20cm近い、大きな物も目立ちます。

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階段で見つけた物も。(7)のはアンモナイトの断面、はべレムナイトの断面です。

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階段の滑り止め金具(直径2.2cm)のある部分の物はインパクト大!で忘れられません。(11)は(10)を拡大した物です。
大きなアンモナイトの住房に小さなアンモナイトが入っている「シェルター保存」の状態((10)の)が見られる上、金具の位置も見事…化石の美しさにも施工仕上げの美しさにも驚きました✨

(10)

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(12), (13)のアンモナイト化石と金具の位置関係も、計算された物なのか…と想像し楽しんで観察しました👀

(12)

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(14)はアンモナイトの縦方向の断面で、(15)は拡大した物です。は殻にあるトゲであり、このアンモナイトはトゲ、突起がある特長を持つ「アスピドセラス科」の物のようです。

(14)

(15)


(16)~(19)は写真の一辺が約5cmで、化石はアンモナイトの顎器かと思います。
                                     

(16)

(17)

(18)


(19)

(20)の写真は8cm×10cm程で、切断のされ方で2つの断面が見られます。

(20)

べレムナイト

房錘部まで見られる20cmほどの長さの物が多いです。

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(7)のは(8)で、べレムナイトの鞘部分の断面です。(7)のは(9)で、房錘部も見られる物です。

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色々な形の紡錘部分や隔壁の様子が見られる物をまとめました(16)

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(17)~(20)はべレムナイトの鞘部分の断面です。
(17)のはアンモナイトの縦断面の一部です。

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(19)

(20)

カイメン化石

大きな化石が沢山ありました。

おわりに

ホワイエにある化石は大きな物が多く、シェルター保存の状態やトゲの見られるアンモナイト、顎器と思われる化石、房錘部分まで綺麗に残ったべレムナイト化石など、見ごたえのある物も沢山…化石探しイベントがある事にも納得です。

夏のイベント募集も始まっているので、ホールのウェブページ(こちら)をご参照ください🧐

これ以外でもホールのコンサート等に行かれる機会がありましたら、周囲に気を配りながら🙇化石もご覧になってみて下さい👀😄

今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇

「J:COMホール八王子」の街化石について、𝕏での過去ポストはその1(こちら)、その2(こちら)、その3(こちら)の3つと、シェルター保存についてのポスト(こちら)があります。

今回の記事の𝕏での簡易版は(こちら)です。

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