街化石「アサヒビールタワー(アサヒビール本社ビル)、第一ホテル両国、ほか」

街化石

はじめに

先日、墨田区の「たばこと塩の博物館」「江戸東京博物館」を訪問。アサヒビール本社ビルと第一ホテル両国にも伺い街化石も拝見したので、今回はその散策(途中バスも利用🚌)備忘録です🙇

アサヒビールタワー(アサヒビール本社ビル)

有名すぎるビルで、説明不要かとも思いますが😆「アサヒビールタワー」は、琥珀色のガラスと頭頂部の白い外壁で、泡のあふれるビールジョッキ🍺をイメージしている22階建てのアサヒグループ本社ビルです。

(a)は隣接する「スーパードライホール」屋上の「金の炎」オブジェや東京スカイツリーと並んだ定番の景色を吾妻橋から撮った物で(b)は吾妻橋東詰交差点から見上げた様子です。

ちなみに…ですが「東京スカイツリータウン」の街化石は以前(こちら)でレポさせていただきました🙇

1階

以前、エントランスホール壁面について𝕏にポスト(こちら)した事がありますが、石材が上下左右に展開したように配されていて、虫の形のような模様に(私には🤣)見える壁面が印象的です。

(1)

(2)


石材詳細は不明ですが🙇館内広い範囲に使われています。(a)は上の壁面のアップです。
(b)は別場所ですが、↓のサンゴ、↓のウニの棘が見られた部分です。
(c)は入口付近の柱で、こちらの石材も上下左右見開いた形に配されています。虫の形ではないですが(笑)…

(3)


入口付近には(4)(a)の壁面もあり、(b)(c)のような石材が使われています。

(4)

21階

21階と22階にレストランや展望ラウンジがあり、内装も豪華なエリアです(a)(b)。
21階にはグループ会社専用室があり、その入り口の壁や床にはドイツ産ジュラグレー石材が使われています(c)。

(1)


(a)~(d)のアンモナイトを発見🔎


(e)はべレムナイト、(f)は海綿動物です。

(2)


(3)は以前撮った写真ですが隅田川や両国駅方向の眺めです。
この後に続くレポの場の「第一ホテル両国」が↓、「江戸東京博物館」が↓に見えています。

(3)

第一ホテル両国(国際ファッションセンタービル)

ホテルエントランス

上記(3)でも見られた、清澄通り沿いにある「第一ホテル両国」へ。レストランに伺いました。
エントランスロビーには原寸大の土俵や力士パネルもあり、両国らしい雰囲気が楽しいです(a)(b)。
(c)は清澄通り側にあるエスカレーター乗り場です。

貨幣石、有孔虫

床や壁の広い範囲に使われている石材はスペイン産クレママルフィルでしょうか。貨幣石、有孔虫、石灰藻が含まれています。

(1)の床面の□を拡大した物が(2)です。
  

(1)

↓↑の貨幣石の細長い断面や周りにも有孔虫の細かな断面が見られます。

(2)


(1)の◇を拡大した物が(3)で、←↑に貨幣石の細長い断面が見られます。

(3)

(1)の◇を拡大した(4)でも細かな断面が見られます。

(4)


3.1.(c)のように窓からの採光のある場所では(5)~(7)のように細長い物や細かな物など貨幣石や有孔虫の断面や、白色でモヤモヤとした形の石灰藻などが沢山見られました。

(5)


(6)

(7)

ウニの殻

(1)~(3)は壁や床で見つけた化石で、ウニの殻の断面かと思います。

(1)

(2)

(3)

国際ファッションセンター(KFC)エレベーターホール

第一ホテルの入るビルは「国際ファッションセンタービル」という名称で、国際ファッションセンター(KFC)各フロアへのエレベーターホールが清澄通り沿い歩道側にあります(a)。
(a)の↑が(b)の床面です。
(b)の←部分では目立った化石が見つけられませんでしたが、石材はロッソアリカンテでしょうか🤔…


(c), (d)は黒色の石材の一例です。
(c)は床面、(d)はホテル通路のカウンター面の一部分で、厚歯二枚貝らしき化石が見られます。
石材はスペイン産ネロマルキーナでしょうか?🧐…

(1)


(1)の床面には下記(2)の石材も使われています。   

フィリピン産テレサロサタでしょうか、有孔虫化石が見られました。

(2)

  (3)は(2)の↑の有孔虫です。

(3)


(4)は(2)の↑の有孔虫化石です。

(4)

    (5)は(2)の↑の有孔虫化石です

(5)


他の場所でも(6)、(7)の有孔虫化石がありました。

(6)

(7)

たばこと塩の博物館

エントランスホール

巡った順番が前後しますが、開催中の特別展を見たくて初訪問。展示内容の充実ぶりに驚きました。
行かれた事がある方が多いと思いますが、簡単に備忘録を🙇
エントランスホールには重さ約900kgの岩塩レリーフ「浦島太郎」があり、まずここから驚きました。
ポーランドのヴィエリチカ岩塩坑から掘り出された物との事。

2階常設展示室「塩の世界」

「岩塩はいわば”海水の化石”」の言葉(a)、1.4tの岩塩(b)… 
そしてヴィエリチカ岩塩坑の中にある「聖ギンガ像」の復元✨…と驚きの連続👀 像だけでなく、床や背景に至るまで全てが岩塩でできているそう(c), (d)。

(1)


ウユニ塩湖の塩(a)や世界の岩塩(b)。
岩塩や塩湖が無い日本は意外にも塩に恵まれておらず、昔から塩づくりに工夫が必要だったとの事でその歴史も紹介されています(c), (d)。

3階常設展示室「たばこの歴史と文化」

常設の「たばこの歴史と文化」でまず目を引くのはバレンケ遺跡「十字の神殿」(a)。
(a)の↑が (b)の「たばこを吸う神」のレリーフです。
世界のパイプの数々(c), (d) や日本のたばこ文化(e), (f)…と文化面での紹介が充実しています。
楽器や消火器かと思うような(笑)大きなパイプに驚きました😆

2階特別展示室「新収蔵ミニチュア展」

たばこ盆等の指物(さしもの)や、和装の装身具の袋物の部材作り職人から転身した「小林礫斎」による精巧なミニチュア作品と、支えた二人の「中田」によるコレクションの展示。
繊巧技術が素晴らしいのはもちろんのこと遊び心も感じられる作品の数々でした。

「江戸東京博物館」

リニューアル後初訪問しました。体験コーナーや「なかに入れる没入型」の大型展示がより充実した印象です。

(1)と(2)は、𝕏にもポストした(こちら)と(こちら)画像です。


(1)「日本橋浜町出土のナウマンゾウの下顎レプリカ」展示。透明ケース越しに多方向から観察しました。
他館で見た事も参考に載せました。

(a)港区郷土歴史館パネル「臼歯の特徴」

(a)

(b)佐野市葛生化石館「ナウマンゾウの骨格」(同一個体かは不明)

(b)

(1)


(2)以前からあった展示ですが、再開発が進み地面の下を想像しづらい東京の街の地層の様子を立体的に確認できる展示。

(a)安政江戸地震による液状化跡の土層剝ぎ取り標本。 
噴砂脈が見られます。

(a)

(b)江戸初期から現代までの地層模型 高さ5m!
 

(b)

(2)


(3)港区汐留遺跡出土の「江戸時代の埋め立て遺構」

「沖の方向に斜めに杭を打ち込み、埋め立ての土砂の流出を防ぐために竹を杭に絡ませて”しがらみ”を作っている」の説明文(b)。
”しがらみ”の本来の言葉の意味もよくわかる剝ぎ取りです。

(3)


(4)地層の断面を立体的に見ることができる「東京地盤模型」
平面に5つの切れ目があり、ボタンを押すと断面図がせり上がります。

(4)


豊富な資料や大型模型で江戸・東京の歴史、文化、生活などを学べる「江戸東京博物館」
上に載せた物は化石や地層関連の展示のほんの一部分です。

「他の展示に比べ空いているかな」と思いきや、全く違っていました。
特に上記(4)の模型の前では「○○(地名)って海の中じゃん」「○○ってこんな高い所にあるんだ~」の会話が沢山聞こえてきました。

住んでいる場所や日々通る場所の地下の様子をパネルを操作しながら知る事ができる展示は、地震や災害、防災への関心の高まりにこたえる物なのでしょうね。

おわりに

「江戸東京博物館」には以前レポした「浅草電気館(こちら)」の模型(a)、窓からの眺望(b)も良い図書室(7階)など沢山の見どころがありました。

一日で回ったため(こちらの博物館に限らず…)見逃してしまった所も多く💦…また訪れたいと思います。


今回もあれこれ詰め込んだレポとなってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございます🙇🙇

この記事の𝕏でのポストは(こちら)です。

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