街化石「東天紅 上野本店、ヤマシロヤなど」

街化石

はじめに

今回は、先日上野公園周辺を巡った際に再訪したビルの街化石を載せていきたいと思います🙇

東天紅 上野本店

不忍通りに面して立つ9階建てのビルで、レストランや宴会場、結婚式場が入っています。
9階レストランに伺ったのは曇りの日でしたが、眺めは(変わらず!)素晴らしかったです!!
2階にはカフェもあります。これまでも伺った際に石材中の化石を拝見してきました。

(1)


不忍通り側からエスカレーター(a)で上がった2階のエントランスロビーの様子が(b), (c)です。
床面にはベージュ色の石材、壁と床との境(巾木)部分やカウンター、エレベーターの周りには黒色の石材が使われています。
石材名の確証は無いですが🙇含まれている化石の様子から床はシナイパール、黒色部分はクラフティブラウンが近いかなと思いました🤔
3階には宴会場があり(d)はクローク周辺の様子です。壁面にはドイツ産ジュライエロー(ジュラマーブルイエロー)石材が使われています。

床面の化石

(1)の□を拡大した物が(2)です。大小の巻き貝の縦断面や輪切り断面が多数見られます。

(1)

(2)


(3)、(4)では細長い巻き貝の周りに小さな巻き貝や腕足の断面や破片が多数見られます。

(3)

(4)


(5)(a)は長さ8cm、(b), (c)は見えている部分の長さ6cm程の細長い巻き貝です。

(5)


(6)の(a)~(g)も欠けた部分もありますが細長い巻き貝です。

(6)


(7)~(10)は大きめな巻き貝です。

(7)

(8)


(9)の→と(10)は輪切り断面かと思います。周りにも巻き貝の破片が見られます。

(9)

(10)


(11)も巻き貝の色々な断面です。

(11)


(12)、(13)は腕足動物の断面が多かった部分です。

(12)

(13)

黒色の石材中の化石

腕足動物やその一部分の化石が多く見られます。

(1)


ベレロフォンかなと思う物です。直径4cm程です。

(2)

(3)

ジュライエロー石材の化石

(1)(a)~(d)はアンモナイトです。
(d)は角部にあった、縦断面の一部分です。

(1)


(2)~(5)はべレムナイトで、(2)では房錘の隔壁も見られます。

(2)

(3)


(4)

(5)はジュライエローの割肌面で、↓がべレムナイトです。

(5)


(6)(a)~(f)もべレムナイトです。

ヤマシロヤ

東天紅を出て上野公園に行き、その後JR上野駅からすぐの場所にあるおもちゃ屋さん「ヤマシロヤ」へ。
中央通りに面した側(a)、JR線高架沿いの側(b)の外壁にジュライエロー(ジュラマーブルイエロー)石材が使われていて、こちらも沢山の街化石の見られるお馴染みの⁈ビルかと思います。

(1)


平成13(2001)年築とある定礎(a)の↓にも(b)のアンモナイトがあります。
角部にある物(c)や隔壁も見えている物(d)など、屋外で長年頑張ってきた💪化石が多数あります。

(2)


(3)(a)~(d)のような円形のアンモナイトも多数あります。
(c)では←に円形、←に縦断面が見られます。

(3)


アンモナイトの半分や一部分が見えている物、縦断面などが多数あります。

(4)


(5)はアンモナイトの殻表面の凹凸、肋が見えている物です。

(5)

(6)、(7)はべレムナイトの鞘部に房錘部が入っていて隔壁が見られる物です。

(6)

(7)

したまちミュージアム

「ヤマシロヤ」に行く前に上野公園も巡り「したまちミュージアム」をリニューアル後初訪問しました。
再現された下町の町並みや暮らしの展示室は、以前に比べ明るい印象の空間となっていました。
リニューアル前からあったのか?ですが、展示室の一部の柱には木片が混ざった素材が使われていました(d)👀

(1)


建物の横には「上野広小路遺跡三橋遺構」の再現展示があります(a), (b)。屋外なので入館料なしで見られます。
当時使用されていた銭貨(寛永通宝)が木材の床板に張り付いた状態で発見されたそう✨
しっかり見ました🧐(c)~(e)

(a)

(2)

おわりに

「東天紅上野本店」の床面の巻き貝化石はとにかく細長ーい物が多く、大きな物もあり…で毎回驚きます👀
もちろんレストランのお料理も眺望もおすすめです✨

久しぶりに行った「ヤマシロヤ」や「したまちミュージアム」も楽しかった~🙌と色々詰め込んでしまいました🙇
今回もご覧いただきありがとうございます🙏

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