街化石「品川インターシティ」

街化石

はじめに

「品川インターシティ」は港区港南と品川区北品川にまたがる、旧国鉄操車上跡地の再開発地区です(もはや説明など不要な気もしますが🙇)
JR品川駅からはペデストリアンデッキで駅に近いA棟の2階へ行くことができます。

レストランエリアがリニューアルオープンし、5月には東京建築祭にあわせたパネル展示もあり、久しぶりに再訪。
当然⁈1回で終わらず、このエリアを再び何回か訪問したので、レポを載せていきたいと思います🙇

(a)はペデストリアンデッキから見た様子です。(b)では隣接する「品川グランドコモンズ」や間にある「品川セントラルガーデン」も見えています。
(c)は「品川セントラルガーデン」で、(d)はガーデンから「品川インターシティ」ビル群を見た様子です。

壁面の例

A棟1階駅側出入り口

(a)は1階出入り口を館内から見た様子です。
(b)の部分を拡大した物が(c)です。(a)~(c)に見られるように、壁面には石材がクリーム色の帯と灰色の帯のストライプになるように配されています。
クリーム色の石材はポルトガル産石灰岩のモカクリーム、灰色の方はポルトガル産石灰岩のモレアノス?でしょうか?🤔
化石が沢山含まれています🔎

(1)


上記(1)(c)のが(a)、(b)の群体のコケムシ化石です。角部にあり、2方向から観察。
(1)(c)のも群体のコケムシ化石かと思います。

(2)


ネリネアも多いです。(a)、(b)は見えている部分の長さが約2cm、(c)は輪切り断面(直径約1cm)です。

(3)


モカクリーム石材部分にもネリネアや巻き貝化石が多く含まれています。
(a)、(b)のは見えている部分の長さが約1cmです。(c)のは輪切り断面で直径5mm程です。

(4)

通路例1

(a)は店舗のあるエリアの通路の様子です。モカクリーム石材のに(b)のサンゴ化石がありました。

(1)


(1)(a)の←部分を拡大した物が(2)(a)で、(a)のを拡大した物が(b)、を拡大した物が(c)です。
(b)、(c)ではネリネアの縦断面や輪切り断面が多数見られます。

(2)

通路例2

(a)もストライプ模様が続く通路の壁面です。(b)のを拡大した物が(c)のネリネア、を拡大した物が(d)のネリネアです。

通路例3

(a)の壁面のが(b)のネリネア、部分が(c)です。
(c)のはネリネアの輪切り断面で、はコケムシ化石かと思います。

C棟「スカイウェイ」

2階にはペデストリアンデッキが各棟を繋いで配置されていて、駅側から奥へと進むとC棟・ホール棟へ着きます(a)。
(a)の壁面の裏側は階段(b)となっています。

(1)


この辺りでは日中は太陽光が入り、化石細部の観察がしやすかったです。
(a)(b)(d)のネリネアでは、堆積物や析出した方解石の結晶の様子もよく見えます🔎

(d)はコケムシで小さな化石ですが、個虫部分の細かな断面もわかりやすいです。

(2)

C棟 階段

上記5.(1)(b)の階段を下りると、ホールの他レストラン(a)や階段(b)があり、2つの石材からなるストライプ模様が続きます。

(1)


階段壁面の様子です。(2)のが(3)で、(3)のが(4)です。

(2)

(3)

(4)

上記(2)のが(5)で、(5)のが(6)です。

(5)

(6)

(7)は階段のモカクリーム石材部分です。が(8)のストロマトライト化石です。

(7)

(8)

(9)の(a)はモカクリーム石材のネリネア化石です。(b)、(c)は灰色の石材のネリネア化石です。

(9)


(10)(a)~(c)はコケムシ化石です。

(10)

ネリネア

館内やスカイウェイで見た化石を種類ごとに載せていきます。
ネリネアの断面は本当に色々な形の物があります。
(a)、(b)のように崩れている物や、(c)、(d)のように殻内部が結晶化している物がとても多いです🔎



(1)


見えている部分の長さが約2cmの物です。

(2)


(3)ののように、輪切り方向の断面も沢山見られます。

(3)

(4)、(5)は直径1.5cm程、(5)は輪切り断面の半分が見えている状態です

(4)

(5)


(6)も輪切り断面です。

(6)


モカクリーム石材部分のネリネア、巻き貝は細長い物が多いです。(7)は長さ約2cm程の物です。

(7)

ウニ

(a)~(c)はウニの殻の断面、(d)~(f)はウニのトゲかと思います。見えている部分の長さが約2cmです。

サンゴ

(d)、(e)ではにネリネアも見られます。

(f)、(g)は、モカクリーム石材のサンゴ化石です。

コケムシ

群体のコケムシかなと思う物です。(1)~(3)は幅が2cm程です。

(1)

(2)

(3)

その他

(1)、(2)は貝などの殻に海綿動物やコケムシ等が付着した状態でしょうか?🧐

(1)

(2)

ネロマルキーナ石材の化石

Shop&Restaurant棟1階の壁面にスはペイン産ネロマルキーナ石材が使われている場所があります。
このレストランエリアは2026年春にリニューアルされ、壁の前にソファーが設置されていました。
(a)が以前の様子で(b)が現在の様子です。

(1)


厚歯二枚貝(a)~(d)、巻き貝(e)などの化石が見られます。

おわりに

5、6月にかけて再訪したのですが、5月には「東京建築祭」としてのパネル展示も行われていました(a)、(b)。
品川駅周辺の再開発の歴史がわかり、面白かったです📝
リニューアルしたレストランエリアは「品川セントラルガーデン」に繋がる明るくナチュラルな雰囲気の空間でした(c)、(d)🌿


「品川インターシティ」は巻き貝のいろ~んな断面が大量に見られるので、私も特に気に入っている場です🐚
まとまりなく沢山の写真を載せてまいりましたが、今回も見ていただきありがとうございます🙏

「品川セントラルガーデン」を挟んだ「品川グランドコモンズ」や近隣のビルにも化石を含む石材の壁があるので、追ってレポしていきたいと思います🙇

この記事の𝕏でのポストは(こちら)です。

タイトルとURLをコピーしました