はじめに
西新宿の高層ビル街の一角にある文化学園大学。最寄り駅は新宿駅ですが、所在地は渋谷区代々木になり、甲州街道に面しています。
今回は、大学横の新宿文化クイントビルに入っている「文化学園服飾博物館」の街化石探しです😊

館内に入り、まず目に飛び込んでくるのは、床面に敷き詰められた白と黒の大理石と、これまた(!)大理石でできた壁画👀
随所に置かれた椅子も、有名作家のアート作品です。


床の化石
床面の黒い部分にはベルギー産「プティグラニ」と思われる大理石が使われていて、化石が沢山見られます。
最初に腕足類から。腕足の化石の幅は3~4cmほどの物が多いです。
周りにウミユリやサンゴの化石もみられます。










サンゴも形色々です。









崩れていますが、ハチノスサンゴの入った物2枚です。


下部にあるのは腕足かと思います。

ウミユリ、色々…細かいですが、入り込む形もあり楽しいです👀
1枚目では星型の穴が見られます☆





壁画の中の化石
エントランスホールの壁画は、切断された大理石をはめ込む「オプス・セクティレ技法」が用いられ、フィレンツェの職人によって制作された物。ドレスのドレープや毛皮の質感…細部まで見事に表現されています。


そして、化石も発見です👀
べレムナイト




サニーベージュ石材と思われる部分では、貨幣石、有孔虫や、カキ、ウニ、貝の殻のような物が見られます。




細かいですが、ウミユリもぽつぽつと見られます。



おわりに
隣接の文化学園大学校舎のエントランスにも大理石モザイクが施された床面がありました。




さすがファッションやデザインの学びの場✨…美の文化を探究し、発信する場である事を感じました💫
今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇
次回は服飾博物館の入る「新宿文化クイントビル」エントランスロビーの街化石(こちら)です。


