街化石「古賀政男音楽博物館」

街化石

はじめに

小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」近くの「古賀政男音楽博物館」は、昭和を代表する作曲家古賀政男の自邸の敷地に建てられた博物館です。大衆音楽についての資料展示とともに、再現された旧古賀邸の部屋があり古賀政男の生前の様子を知ることができます。

(1)は作曲活動の場だった書斎を再現した部屋です。この部屋の暖炉、マントルピース(2)に赤色の石材が使われていて、ウミユリ化石が沢山見られます。
このウミユリ化石や、館内で見た石材について載せていきたいと思います。
なお、ところどころ定規の目盛りが入った写真もありますが、当てたり触れたりはせず、近づけて撮った物です。

(1)

(2)

ウミユリ化石

暖炉の石材部分に近づいて見ると(1)のように表面をびっしりと覆っているウミユリ化石が見られます。部分を拡大した物が(2)です。

(1)

(2)


(2)のを拡大した物が(3)です。の断面では、空洞部分が星のような形になっています。

(3)

また(1)のを拡大した物が(4)で、(4)のを拡大した物が(5)です。(5)でもの星型が見られます。

(4)

(5)


(6)は(1)と同じ写真です。(6)のの部分を拡大した物が(7)で、(7)のを拡大した物が(8)です。空洞の星型が目立ちます。

(6)

(7)

(8)


 (6)のを拡大した物が(9)で、には星型も☆

(9)

(6)のを拡大した物が(10)です。

(10)


(6)のを拡大した物が(11)、(11)のを拡大した物が(12)です。

(11)

(12)


(13)は暖炉の右よりの部分です。の拡大が(14)でここにも星型発見☆

暖炉の内側も(15)のようにウミユリ化石で覆われています👀

(13)

(14)

(15)


(16)の角部のが(17)です。段差部分にも化石はビッシリ👀 また(17)のが(18)です。

(16)

(17)

(18)


(19)のが(20)でここにもの星型が。

(19)

(20)


(20)のの拡大が(21)でに星型👀

(20)

(21)

(22)にもに星型があります。

(22)


茎部分の断面も色々な形がありました。

(23)

(24)

フズリナや腕足類と思われる物

暖炉底面部の黒い大理石にもはっきりとわかる形ではないですが、化石が見られました。

(1), (2)では円形のフズリナのような物、腕足類の殻のような物は(1)~(3)で見られました。

(1)

(2)

(3)

オニキス(縞めのう)

自動演奏ギターが古賀邸客間を再現したコーナーにあり、このマントルピースにはオニキス(縞めのう)が使われています。

(1)

(2)

(3)

他にも…

レッスン室再現コーナーのマントルピースには、刀のつばが埋め込まれています。周りに使われているのも大理石のようで、底面部には化石(2)も見られました。(詳細は不明なのですが…🙇💦)

(1)

(2)

(3)

(4)

おわりに

館内には、音符モチーフのステンドグラス窓の玄関や凝った意匠の和室の再現、数々のゆかりの品、大衆音楽関連の展示があり見どころ沢山でした♬

展示詳細については博物館公式ウェブサイト(こちら)をご参照ください。

「古賀政男音楽博物館」についての𝕏での過去ポストは(その1)(その2)(その3)の3つです。

沢山の大好きなウミユリ化石に出会ったため、ウミユリの写真だらけになってしまいました…💦
今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇

次回は博物館近くにある「東京ジャーミィ」(こちらも有名建築で見学可)についてのレポ(こちら)となります🏃💨

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