街化石「アルコタワー(目黒雅叙園)」

街化石

はじめに

目黒駅が最寄りで地域のランドマークでもある「アルコタワー」は「アルコタワーアネックス」や「ホテル雅叙園東京」と同じ敷地内にあります。私もレポを何度か𝕏に載せている(「おわりに」に記します)街化石スポットですが、2025年10月から一時休館となると聞き先日現況確認に行きました💨

今はタワー内もホテル内も以前と変わらず営業されていました…10月からは状況が変わるかもしれないので要注意かも知れません🫡(ホテルエリアについては特に)

もちろん化石にもまた会ってきました😄ので過去ポストのまとめも兼ねて載せていこうと思います。

ジュライエロー石材の化石(屋外)

目黒駅西側のドレメ通りからアルコタワーアネックス入口までのアプローチ通路で見た化石を載せていきたいと思います。
通路の壁にドイツ産大理石ジュライエロー、ジュラマーブルイエローが使われています。

(1)はドレメ通りから見たアプローチの様子で、奥にアルコタワーアネックスが見えています。

(1)

(2)はアルコタワーアネックス前の通路の様子です。ジュライエローの壁に沢山の化石が見られます。

(2)

アンモナイト

(1)はアルコタワーアネックスの入り口前です。が(2),が(3)のアンモナイトです。

(1)

(2)

(3)


(4)は(1)の柱を別方向から撮った物です。は(5)は(6)のアンモナイトで(6)ではの縦断面も見られます。

(4)

(5)

(6)


入り口横のデッキ(7)でもアンモナイト発見。(8)のは(9)の迫力あるアンモナイトです!

(7)

(8)

(9)


入り口近くの花壇にもジュライエロー石材が使われていて、風化しているもののアンモナイトが見られます。

(10)

(11)

(12)

(13)


色々な場所の花壇にジュライエロー石材が使われていて、側面にも注目です👀

(14)

(15)


(16)ののアンモナイトの他ににも(17)のアンモナイトが…壁の側面も見逃せないです🧐

(16)

(17)

(18)は通路のエスカレーター付近にあった物で風化してても白くて綺麗✨

(18)


(19)のもアンモナイトの縦断面です。

(19)

(20)


(21)~(24)の4つのアンモナイトは、住房部分に色々な物が見られ面白いです。
(21)では小さなアンモナイトがシェルター保存されています。(24)には顎器のような物が…しかしこの個体の物か別の個体の物かは不明です。

(21)

(22)

(23)

(24a)

(24b) aの拡大

ベレムナイト

べレムナイトも色々な形の断面が沢山ありますが、房錘部分が面白い形の物3つを。

(1)

(2)

(3)

その他

(1)と(2)は隔壁の形からオウムガイかなと推測しました。

(1)

(2)

(3)はアンモナイトの一部ですがの管状の物が何なのかは?です。

(3)


(4)のにも管状の物が… 

(4)


(5)も何の化石なのか?です。(貝類の殻等か?)

(6)は最初はカニの胴体かなと思った物です。しかし有識者の方にお聞きしたところ、ジュラ紀のカニはこれ程大きくない事、カニ化石に見られる腹側と背側の分け目が無い事から違うようでした🙇

(6)

ジュライエロー石材の化石(館内)

アルコタワーアネックス館内の壁や床にもジュライエローが使われていました。(a), (b)では大きなベレムナイトのそばに小さい物もあります。
(d)は壁のアンモナイトですが、配置が楽しくて目立っていました!

ネロマルキーナ石材の化石(「ホテル雅叙園東京」館内)

「アルコタワーアネックス」「アルコタワー」と館内で繋がっているホテルエリア内では、滝のある中庭(1)周辺やロビーにスペイン産大理石「ネロマルキーナ」が使われています。(2)の青いが大理石の部分です。豪華の一言!

(1)

(2)

巻き貝(a)や厚歯二枚貝(b)やサンゴ(c), (d)等の化石が見られます。照明の光や写り込み!で写真を撮るのにかなり苦労しました😅

おわりに

「ホテル雅叙園東京」内では多くの美術品が見られるほか、東京都指定有形文化財「百段階段」への入場(有料)もできます。
立地的にも歴史ある場ですので、10月の一時休館以降も良いかたちで運営される事を願いたいです🙏


多くの化石がある場で、またまた写真を沢山載せてしまいました😅最後まで見ていただきありがとうございます🙇

「アルコタワー(屋外通路)」の街化石について𝕏での過去ポストは(その1)(その2)(その3)(その4)です。

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