街化石「戸田建設本社ビル(TODA BUILDING)」

街化石

はじめに

2024年に「TODA BUILDING」として完成した戸田建設株式会社本社ビルには8階に「TODA CREATIVE LAB TODAtte?」
というミュージアムがあります。
先日、本社ビルの建物見学も含めたツアーに参加し戸田建設の事や素晴らしいビルについてのあれこれを拝見&体験させていただきました。

今回は、ビル内の壁面で見つけた街化石(はこちらからです)とともに、展示や見学ツアー(のほんの一部ですが🙇)の事を載せていきたいと思います。
なお、街化石探しは見学ツアーとは無関係です。以前撮った写真も含めて掲載致します🙇

エントランスロビーの様子

タイル

中央通り側のエントランス(a)を入ると(b)のロビーがあります。吹き抜けの大空間になっていて、2階へ上がるエスカレーターがあります。見学ツアー受付の3階へ行く際にも先ずはこのエスカレーターを利用しました。
エスカレーターの横にはタイルの壁がそびえ立っています(c)。

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(a)もエスカレーターの横です。(b)はオフィスエントランスの壁面ですが、同様にタイルが使われています。

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このタイルが8階のミュージアムに展示されていました(6月訪問時)。旧社屋で使われていたタイルの記憶を継承した物だそう。
(1)、(2)に用いられているのはの「復刻施釉特殊大判タイル」で、表面の凹凸もタイルごとに違いがあります。

(3)

説明ラベルにも記されているように外構にもタイルが使われている所があるので、見学ツアーレポで触れたいと思います。

アーキテクチュラルコンクリート

エントランスの吹き抜けは壮大なアート空間になっています。(a)は2026年1月、(b)は6月に撮った写真です。

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(1)で見えている壁、アートウォールを2階の回廊で撮影した物です。

(2)


この壁材の展示が8階のミュージアムにありました。砕いた石も使用されているようです。

(3)


(3)の(a)を撮った物です。(a)が研ぎ出し&研磨仕上げ、(b)が洗い出し仕上げです。

(4)


2階のアートウォールをアップで撮った物です。(a)が研ぎ出し&研磨仕上げ、(b)が洗い出し仕上げです。

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黒色のアーキテクチュアルコンクリートも展示されていました。

(6)


黒色の物は外壁の一部に使用されています。また、白色は研ぎ出しの物が使用されています。
建物ツアーでは使用された場所の説明もありました。
(a)のに黒色、に白色の物が使われています。(b)のにも白色の物が使われています。

(7)

中国産大理石 プリンスグレー

1壁面の様子

(a)はエントランスエスカレーターのタイル壁の反対側の壁です。中国産大理石「プリンスグレー」が使われているそうです。
(b)は2階から1階を見下ろした様子です。右側にタイルの壁があり、左側にプリンスグレー石材が使われた壁があります。
(c)は2階に上がった場所です。エントランスの吹き抜けを囲む回廊方向には(d)のベンチがあり、ここにもプリンスグレー石材が使われています。

(1)


上の階にはギャラリーやホールがあり、エスカレーターが続きます(a)(b)
(a)(b)のにも、(a)の裏手にあるエスカレーター乗り場(c)(d)にも同じ石材が使われています。
石材が左右対称のブックマッチに配されている部分も見られました。

(2)


壁面の石材には細かな化石が多数含まれています。
(3)のはウミユリで、周りにも細かな破片があります。

(3)

(4)でもウミユリ等の細かな化石の破片が沢山見られます。
 

(4)

2ウミユリ

化石の種類ごとにウミユリから載せていきます。
色々な形の断面が見られました。

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3サンゴ

(a)~(c)はサンゴかと思います。

4その他

(a)は石材が左右対称のブックマッチに配されているように見え、化石も左右対称に見られる部分です。
拡大した物が(b)です。貝類か腕足類等の殻の一部分でしょうか🤔

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貝か腕足動物かウニか?詳細不明ですが、(a)、(b)のような殻の断面や(c)、(d)のような破片も多数見られます。 
周りにはウミユリやサンゴの破片も多いです🔎 

(2)

3階オフィスエントランス

3階オフィスエントランスへは、見学ツアー参加時のみ入場できます。
見学ツアーで聞いた建築材の説明をこちらに記していきます🙇

エレベーターホール壁面

エレベーターホール突き当たりの壁(a)は旧本社ビルの壁をくり抜いた物だそうです👀
スウェーデン産のスウェーディッシュグリーン(スウェディッシュグリーン)という大理石で、稀少な物とのことでした。
復刻タイルの色とも良く調和していますし、貴重な石材の再利用という点もとても素晴らしいなと感動しながら拝見しました✨

天井、床、タイル壁面

オフィスエントランス吹き抜けの3階より全体を見た様子が(a)です。天井には木材廃材をセメントで固めた、吸音効果のある「木毛セメント板」が使われているとの事。(a)のは「2.エントランスロビー」の1.と同じ大判タイルが使われた壁面(b)です。
また、館内や屋外敷地にも見られる床面の柄(c)は「矢絣(やがすり)」柄(d)で、真っ直ぐに飛ぶ勢いがある事や戻ってくることがない事などの意味があるそうです。

TODA CREATIVE LAB“TODAtte?”

8階のミュージアムでの見学ツアーとその後続く建物ツアーは本当に充実の内容でした。
ここまででも触れてきましたが、見学ツアーで教えて頂いた事を簡単に🙇レポさせていただきます。

ミュージアムツアー

戸田の歴史を知るゾーンでは愛知県庁舎など手がけた建築の数々が紹介されていました。
このゾーンの床材にはポルトガル産ワインのコルクが再利用されているそう(c)。
愛知県県庁舎の直近の改修も行ったとの事で、銅屋根のパーツの展示(d)も👀

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続く2つのゾーンでは、LEDダイナミックビジョン(a)の迫力や360度円筒シアターの臨場感にも、鉄筋コンクリート内の太い鉄筋の展示にも驚きました(b)。
楽しんで学べるコーナー(c)や騒音対策技術を体験できるコーナーもありました(d)。
(d)ののパネルには古い作業着がリサイクル材として使われているそう!

(2)


「2.エントランスロビー」でも触れた、タイルやアーキテクチュラルコンクリート等の展示場所は
コアウォール免震構造の壁の真横です。吹き抜けの階段も揺れに対応した構造になっています(a)。
この階段を上がり、オフィスフロアの様子も外側から見学しましたが、未来のオフィスそのものでした💫

(3)

建物ツアー

ミュージアムを出て建物ツアーへ。
8階の廊下では壁がガラスとなり内部が見えるようになっている所があり、消火器や非常通話装置の場所等が一目瞭然(a)
地下の免震装置は貸し出されたiPadで動画を見ながら見学しました(c)、(d)

エントランス前広場

中央通りに面した広場の、建物エントランス前の様子です(a)。「3.3階オフィスエントランス」の2.でも触れた矢絣柄がこの地面にも見られます。
横の壁には旧社屋に使用された泰山タイルを精巧に復刻したタイルが使われているそうです。
(b)の部分は災害時にはトイレとして利用でき、汚水は下水道へ流れるようになっているとの事!
の中にトイレ設営用備品等が入っているそうです。iPadを使いARでトイレの様子もわかりました。これは凄い!

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建物の周りの免震のための溝((b)の部分)の働きを、iPadを用いたARで理解する事もできました。

(2)

その他

これまでの写真からもわかりますが、エントランスロビーの窓枠は竹が並ぶ様子をイメージしているそうです(a)。
京橋は竹がし(竹問屋)が並んでいた地域だったからとの事(b)。そのイメージのタイル壁面部分もありました(c)。
また、天井のアルミ素材には「水転写」の技術で木目調の塗装を施しているそうです。
この天井も、エントランスロビーでは床面と同じく屋外部分まで繋がっていて、木目調の見た目が美しいです(d)。

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TODA BUILDINGとミュージアムタワー京橋(「アーティゾン美術館」が入る)の間には屋外彫刻作品「Artizon Conversations」が設置されていて、椅子としても利用されていました👀(a)(b)。
国産大理石を使用しているとの事で、中央通り側にも幾つかありました(c)。
2つのビルで構成されたエリアは「京橋彩区」というそうで、新しい作品も増えたようです(d)。

(2)

おわりに

最新の技術が導入されたビルは見どころがとても多く、驚きの連続の見学ツアーでした。
ビルの存在が地域の方々の交流や防災に繋がっている事にも感動しました🌟

メモを取りながら回っていましたが、記載内容に間違いもあるかと思います🙇
予めお詫び申し上げます。お気づきの点ご指摘頂ければ幸いです🙏

案内をして下さった戸田建設の方々は質問にも大変丁寧に応じて下さいました。本当に感謝しております🙇✨

ミュージアム見学には予約が必要(こちら)ですが、エントランスロビーのアート等は鑑賞自由ですし、カフェやレストランもあります。街化石もその際に拝見しました🔎
7月からはミュージアムの展示内容も変わるそうなので、再訪させていただきたいです&皆様におすすめしたいです🙌

それでは今回もご覧いただきありがとうございます🙏
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