はじめに
今回は品川区の荏原や西五反田を巡りながら見つけた街化石や石材についてです🚶
実は西五反田のTOCビルが荏原の星薬科大学と関連がある事を今回初めて知りました📝
大学での見学レポ、荏原金刀比羅神社、TOCビルの順に載せていきたいと思います🙇
星薬科大学
星薬科大学は品川区荏原にある歴史ある薬科大学です。
東急池上線「戸越銀座駅」から徒歩8分の場所にあり、敷地内「薬用植物園」や「歴史資料館」の見学が可能です。
また、歴史的建造物の本館で特徴であるスロープの様子を拝見しました。
本館
(a)は正門から本館を見た様子です。道路右側に「歴史資料館」の入る「医薬品化学研究所」の建物があります。
本館は世界的建築家アントニン・レーモンドの設計で、本館前には創立者 星 一(ほし はじめ)の像があります(b)。

(1)
本館は大正13年の建築で、階段の無いスロープのつくりが特徴。スロープ横の壁画は飛鳥時代の薬狩りがモチーフとなっているそうです(a)~(c)。(d)はメインホール入り口の前です。

(2)
廊下や踊り場の床面はコンクリート打ちっ放しの中に、大理石の破片(と言っても大きさは様々です)が埋め込まれたつくりのようです。

(3)
建物の奥にもスロープがあり、傾斜した部分以外の床面ほぼ全部に大理石の破片が埋め込まれています(a)。
(a)の窓付近の様子が(b)で、(b)を建物の外側から見た様子が(c)です。

(4)
大理石は場所によって色の変化や摩耗もありますが、蛇紋?や更紗?…などがあるのでしょうか…詳細はわかりませんが🙇以下のような物がありました。

(5)
薬用植物園
温室もある植物園では、各植物がどのような薬になり何に効くのかがわかるプレートが添えられています。
知っている薬の原料植物が見られたり、植物の薬としての効能に驚いたり📝で楽しかったです。

(1)
園内に置かれたテーブルの天板に大理石が使われていました。風化もあり種類については不明ですが、モザイク部分をよく見ると、ぽつぽつとウミユリ化石が見られます。

(2)

(3)
直射日光で石材や化石部分まで透けて見えます。↓がウミユリ化石や破片です。

(4)

(5)
(6)の↓はウミユリなのか何かの殻なのか?ですが、周りにもウミユリの破片が沢山。

(6)
(7)でも↓←のように沢山のウミユリ化石が見られます。

(7)
(8)~(11)でも、←を入れていたらキリがないくらい、細かなウミユリ化石がびっしりと見られます。

(8)

(9)

(10)

(11)
歴史資料館
大学の歴史や星製薬に関する資料、創立者 星 一 やご子息でSF作家として知られる 星 新一 についての貴重な品々、本館建築に関する写真や資料も多数展示されていて大変充実した内容でした。

荏原金刀比羅神社(えばらことひらじんじゃ)
星薬科大学正門を出て中原街道を五反田駅方向に進み、「荏原のこんぴらさま」として親しまれている神社へ。
境内の奥に、奉納されたという紫水晶(アメジスト)の晶洞石が複数置かれています。

(1)
(a)は上記(1)(c)の↓、(b)は↓、(c)は↓を拡大して撮った物です。

(2)
晶洞石の大きさにもアメジストの輝きにも驚きました✨

(3)
TOCビル(テーオーシービル)
荏原金刀比羅神社からさらに五反田駅方向へ進みTOCビル(テーオーシービル)へ。
TOCは「東京卸売センター(Tokyo Oroshiuri Center)」の略称で、1970年完成当時は日本最大の容積率だったそう。
星薬科大学創設者の星 一が設立した星製薬の工場跡地に建設されたビルです。
星製薬や星薬科大学がテーオーシーやホテルニューオータニとの関連が深い事も、大学歴史資料館で知りました。
ビルは建て替え計画に伴い2024年に一旦閉館するも、建築費高騰等で新たな着工時期を2033年(令和15年)頃に後ろ倒しする事になったそうです。
イベントや優待セール会場として‼私にとっても(たぶん多くの人にとっても)思い出のあるビル内をめぐってみました🚶
1階
(a)は1階入り口で、壁にはレッドトラバーチンが使われています。
入ると、床面のカットされた大理石を組み合わせたデザインが目に飛び込んできます👀

(1)
(1)(b)を方向を変えて撮った物です。ロッソマニャボスキ、レッドトラバーチン、トラバーチン、スウェーディッシュグリーン等々…確証は無いのですが🙇色々な石材が見られます。

(2)

(3)
通路を進んだ奥にもありました。

(4)

(5)
赤色系の大理石を主に使っている場所もあり(a)、イタリア産ロッソマニャボスキの部分でべレムナイト化石を見つけました。(a)の↑が(b)、↑が(c)のべレムナイトです。

(6)
1階の通路やエレベーター周辺の壁面にはトラバーチンとレッドトラバーチンが主に使われています(a), (b)
TOCビルやホテルニューオータニの創業者である大谷米太郎の胸像がある場所にもレッドトラバーチン(c)
床面の大理石は変色や摩耗もあり化石を見つけにくかったですが、ロッソマニャボスキ部分でアンモナイト縦断面((d)の↓)をなんとか発見。

(7)
13階
フロアごとに内装の雰囲気も壁や床の建築材も違っていました。
(1)はホールや会議室のある13階の様子です。

(1)
壁にはテラゾー石材らしき物が使われていました。

(2)
公衆電話の台?や飾り台?のようなコーナーがあり、台にはイタリア産ロッソマニャボスキらしき大理石が使われていました。
(a)の↑が(b)でべレムナイト、↓が(c)でウミユリと思われる化石を発見🔎

(3)
他フロア
13階の章でも書きましたが、フロアごとに内装がかなり違い、その見比べも楽しかったです(a), (b)😄
3階には京橋にあった「ポリスミュージアム」が京橋再開発に伴い仮移転して入っています(c)。
アクセス面では、平日限定ですが五反田駅とビルを結ぶ無料シャトルバスも運行されていてとても便利です🚌

おわりに
星薬科大学とTOCビルが歴史の中で関わりが深いとは全く知らずに訪問しましたが、歴史の重みを感じる点がとても多かったです。
私の知識不足で詳細不明な点も多く申し訳ありません🙇💦…
今回もご覧いただきありがとうございます🙏
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