はじめに
前回(こちら)は「街化石」編 として「平塚市博物館」周辺で見た物と「まちの中の石材」展示について載せてきましたが、今回は館内展示からピックアップした物を載せていきたいと思います。街化石探しで石材の中にもよく見る貝類などの化石を中心に…個人的備忘録要素、強めです🙇🙇
「大地の生い立ち」コーナーより
相模川流域の大地の歴史が岩石や化石と共に解説されています。(2)の解説部分が(3)です。

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(2)の丹沢層群の展示より。火山島として現在より遥か南方で誕生した頃の丹沢の化石(4)~(6)です。

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1000万年前頃の丹沢はほぼ現在の位置に近づき、この頃の親潮の影響があった事がわかる北方系のカネハラニシキ化石(9)も産出されているそう。

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相模川が誕生した頃の岩石・化石より。(12)のメガロドンの歯化石は、別コーナーにも展示がありました。

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伊豆が丹沢に衝突した頃。(14)は浅海の環境を示す、足柄層群のハマグリ化石。

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かつての海の様子がわかる貝類の化石が続きます。

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古富士火山活動期 の噴火由来の岩石

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約7万年前の寒冷期にこの地域にいた事を示すナウマンゾウの化石も。

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丘陵地帯には貝塚が海を取りまくように分布していた縄文期。貝化石も沢山出たようです。

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海の自然関連の展示
大地の歴史とともに、現在の湘南の海に関する展示も。かつてはアカウミガメがよく産卵に訪れていたそうで、現在も卵が確認されたり死体が漂着したりするそう。それらの標本を見る事は、海の環境へ関心を持つきっかけとなりそうですね。

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海を知る上で重要な山や川との繋がりについても、野山から流れ着いた木や草の実を例にわかりやすく展示されています。

(5)
人間の出すプラスチック等のゴミや危険な漂着物が自然を破壊している事を考えさせる展示もありました。

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メガロドン関係の展示
2.の(12)にメガロドンの歯化石を載せましたが、大きな顎歯の復元模型も展示されています。
三浦市にあった 京急油壷マリンパーク から譲り受けた物とのことです。

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1階「博物館へようこそ」コーナーより
4.の(5)の説明にもメガロドンの歯化石展示の事が書かれていますが、1つは2.の(12)にあり、もう1つは1階「博物館へようこそ」コーナーにあります。
(1)は以前𝕏にポストした時の写真です。入り口を入ると出迎えてくれるこの展示、扉を開けて中の展示品を見るしかけ!

(1)
(1)の扉を開けた中身は化石だけでなく文芸品など多ジャンルに渡り、それぞれの展示コーナーで詳しく見られる…という訳です。
例えば(1)の「深海のシロウリガイ化石」なら、(2)、(3)のように2階に詳しい展示コーナーがあります。

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おにぎり状炭化米
ここまで、貝類化石や海に関する展示を中心に見てきましたが、「道具の歴史」コーナーにも見逃せない展示があります!
𝕏で展示情報を教えていただき、念願かなってご対面できた「おにぎり状炭化米」!
6月18日の「おにぎりの日」にあわせて私も𝕏にポストしました✌️下はその写真です。お米一粒ずつの形までわかります。
お米の価格高騰や品不足に日本中が揺れる今、日本人が大切にしてきた米作の尊さを歴史面からも感じます。

「相模の家」展示
6.のおにぎりや農業の道具展示と関連して驚いた展示がこちら。1階にある、民家ごと移築し復元された「相模の家」。
部分的に剝がされた屋根の構造がよくわかり、道具も配置されたロケセットのような👀展示です。

平塚宿、相模川流域の自然など
この地域の歴史を知る上で欠かせない東海道「平塚宿」関連の展示や相模川流域の地模型、里山の自然の展示なども見ごたえがありました。

剝ぎ取り標本、岩石・鉱物の展示
剝ぎ取り標本(1)

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岩石、鉱物展示(2)

(2)
プラネタリウム、出版物コーナーなど
プラネタリウムや天文・宇宙に関する展示は3階に((a)~(c))
プラネタリウムは、学芸員の方のオール肉声解説!の回でした✨メリハリのある解説で、わかりやすく楽しかったです😊
大型施設で最新技術に浸るプラネタリウムも良いですが、その場にいる観客みんなが星座の光や解説に集中しているのを感じる空気感は、懐かしさもありとても良かったです⭐
最後にオススメしたいのが、書籍・パンフレット・資料類の置かれたコーナー(e)です。1階受付横にあります。
(d)のプラネタリウムガイド等は入り口で配布されましたが、過去展覧会の図録など博物館発行の物の販売もされています。
(d)の右下の「ゼロからの湘南地学入門」を購入しました。オールカラーで、湘南丹沢などを抱えた重要な地域の具体例写真も豊富で驚きです✨…過去の特別展示の図録とのことでした📖が、地学入門用のテキストとして使えるわかりやすさ〜😃さらに驚いたのがお値段で(大きい方の)ワンコインでした〜👀
地域のお子さんや学生さん方は、展示やこのような資料に触れる機会も多いのでしょうか…
充実した学びの場だなと思う点が沢山ありました📝

おわりに
10.にも書きましたが、とても見どころの多い博物館でした😊
📝展示案内やテーマ別解説記事は博物館公式HP(こちら)に掲載されています🙇
これまでにも平塚には歴史散策で何度か訪れていて、地形など多少は知っているつもりでしたが、全くわかっていなかった事、初めて知る事の多さに気づかされました💦
また折を見て訪問したいと思います🌿
かなり個人的備忘録要素の強い、長々とした内容になってしまいましたが💦今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇
平塚市博物館に関する𝕏での過去ポストは(こちら)と(こちら)と、前回の街化石編(こちら)です。
今回の記事の𝕏でのポストは(こちら)です。


