はじめに
「銀座グランディアビルⅡ」は銀座3丁目にあり、並木通りに面し、ショップやレストラン、クリニック等の入るビルです。
(1)の入り口(a)や1階通路(b)にポルトガル産モカクリーム石材が使われています。

(1)
(2)は通路の壁の様子です。

(2)
前回、恵比寿の某ビルA(こちら)で、詳細不明の石材や化石を載せましたが、含まれている化石の種類が似ていたので比較も兼ねて今回はこのビルでの写真を載せていきたいと思います。
色合いは前回とは違いクリーム色。砂が海の中で移動しながら堆積して出来る「クロスラミナ(斜交葉理)」の縞模様が見られます。
ちなみにこの場では縞模様が横方向になるよう貼られていましたが「クイーンズスクエア横浜(こちら)」など縦方向に貼られている場もあります。
壁の様子
(1)では→に腕足、周りにも沢山化石の破片が見られます。

(1)
(2)の←はウニのトゲ、←はサンゴ化石の一部分かと思います。

(2)
(3)ではとても細かいですが↑にネリネアの一部分が見られます。

(3)
ネリネア
化石の種類ごとに見ていきます。
(a)の□を拡大した物が(b)で、ネリネアの縦断面の一部分です。

(1)
(2)の↓はネリネアの縦断面、↑は輪切り方向の断面です。

(2)
(3)の↑もネリネアです。

(3)
巻き貝
(1)の↓は輪切り方向の断面です。

(1)
(2)の↑は縦方向の断面です。

(2)
腕足動物
(a)、(b)は腕足動物の化石かと思います。

(1)
(2)の↓や(3)も腕足動物かと思います。

(2)

(3)
ウニ
(1)と(2)の↑はウニの殻の断面だと思います。

(1)

(2)
(a)、(b)の↓はウニのトゲかなと思います。

(3)
サンゴ
(a)、(b)の↓はサンゴやその一部分かと思います。

(1)
(2)、(3)の↑も群体サンゴの破片でしょうか。(2)では←に腕足のような物も見られます。

(2)

(3)
ストロマトライト
微生物シアノバクテリアによって形成された層状の堆積物「ストロマトライト」も多く見られます。
(1)を拡大した物が(2)のストロマトライトです。

(1)

(2)
(3)の(a)~(c)もストロマトライトです。

(3)
(4)の←がストロマトライトです。周りには↑のサンゴの破片も見られます。

(4)
(5)の↓もストロマトライトです。

(5)
コケムシ
壁の角にあった(1)の↓を拡大した物が(2)です。群体のコケムシ化石でしょうか🧐

(1)

(2)
おわりに
モカクリーム石材が使われていた範囲は屋外の一部分と短い通路の壁面です。範囲は限られていましたが、見つけ始めるとやはり細かな化石が沢山あるな…と思いました。
今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙇
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