「埼玉県立自然の博物館、長瀞散策ほか」

博物館・美術館

はじめに

先日埼玉県秩父郡長瀞町にある「埼玉県立自然の博物館」を初訪問しました。
メガロドン(a)やパレオパラドキシア(b)等の展示と共に、埼玉の自然や地学に関する展示(c)が充実している博物館でした🌿

館内展示については𝕏のポストにも載せており、それらを後半(こちら)に載せていきたいと思います。

前半は博物館でいただいたマップをもとに長瀞の岩畳を巡った様子です。
㊟!初訪問な上、予備知識は皆無です🙇💦酷暑日で途中は車で移動しながらの…超初心者によるゆるーい散策備忘録です🙇

博物館 屋外展示

正面入り口前にはパレオパラドキシア(大野原標本)が泳ぐ姿の像。復元の形は、模型ごとにかなり違うようです。
泳ぐ姿のこの像、私はとても気に入ってます😊

(1)

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入り口のすぐ手前には長瀞の結晶片岩に見られる構造の展示が並んでいます。

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南桜通りに面した場所には「日本地質学発祥の地の碑」があります(a)。「長瀞を代表する赤鉄石英片岩(結晶片岩の一種)が使われていて、小さなポットホール群も観察できる…」の解説(c)どおり、ホール(b)を見つけ喜びました(が、この後岩畳で山ほど見る😆)。
周辺には他にも様々な岩石が置かれています(d)。

(3)

岩畳

岩たたみ通り

博物館から長瀞駅近くまで車で移動し「岩たたみ通り」を経て荒川方向へ向かいました。
蕎麦屋さんやお土産屋さんが並び(a)、分かりやすい地図看板もありました(b)。

その下に境界石発見! 「名勝、記念、文部、境」の文字が読み取れます(c)(d)。
1924年(大正13年)12月9日に長瀞が国の名勝及び天然記念物に指定された際、保護区域の境界を明確にするために置かれた物で、民有地と公有地の境目にひっそりと残っている(Wikipedia)との事。これもその一つでしょうか。

岩畳

看板(1)は博物館発行のマップ(2)と絵地図が同じでした。

(1)

(2)


岩畳を形づくるのは結晶片岩。
海の堆積物が地下深くに引き込まれ、高い圧力によって薄く剝がれやすい性質(片理)を持つ岩石となった。
その後、岩石が地下深くから上昇した際、垂直の割れ目(節理)や小断層がつくられ、畳を敷き詰めたような景観が生まれた、とのこと(博物館発行のガイドより)。
地下深くから地表に持ち上がってきた事から、長瀞には看板にもある「地球の窓」の呼び名がついたそう(博物館発行のマップより)。

(3)

(4)

秩父赤壁

断層に沿って荒川が流れ、直線的な崖が生まれ、中国長江の景勝地になぞらえて赤壁(せきへき)と呼ばれる(館マップより)。
ラフティングをする団体で賑やかでした。

(1)

(2)

ポットホール

川底の岩盤のくぼみに入り込んだ石が川の流れによって回転し、長い年月をかけて岩盤を削ってできた穴が、ポットホールです。博物館前の碑にも見られましたが、ここでは沢山見つかります。

(1)

(2)

(3)


岩畳最大の物は直径約2mだそうです(館マップより)。

(4)

宮沢賢治歌碑

博物館前「日本地質学発祥の地碑」から南桜通りを渡った対岸に「宮沢賢治歌碑」があります(a)。
つくづくと「粋なもやうの博多帯」荒川ぎしの片岩のいろ
歌碑裏側の文(b)や案内板(c)によると、大正5年にこの地を訪れた賢治が、荒川沿いの結晶片岩を博多帯に例えて詠んだ歌だそう。

(c)

虎岩

(1)は上記案内板の左半分側です。

(1)


スティルプノメレンという鉱物を含む片岩と緑色片岩からなる「虎岩」。
スティルプノメレンの褐色と石英や長石の白色が織りなす模様が虎の縞模様に見えることから名付けられたそう。
看板や館のガイドの解説や写真をもとに岩を見に行きました。

縞模様が波打つように見られたり、スティルプノメレンの茶褐色と緑色片岩の色が隣り合い混ざって見られたりで、楽しいです。

(2)

(3)


(4)では方解石脈が走る様子が見られます。

(4)

 (5)は虎岩から川を見た様子です。

(5)


博物館発行のガイドやマップ、館内展示、道路の看板をもとに観察、記載した超初心者散策レポは以上です🙇
時間の都合と酷暑で🫠回れなかった場所もあるので、違う時期にまた訪れたいと思います。

前原の不整合

埼玉県秩父郡皆野町にある、国指定天然記念物。荒川沿いにあるとの事で見に行きました。
(1)は現地にあった案内板、(2)は自然の博物館の展示写真です。

(1)

(2)


(3)、(4)が現地で撮った写真です。

ジュラ紀に堆積した秩父帯の泥岩(黒色の部分)の上に、古秩父湾が広がり始めたころの礫岩(白色の部分・約1700万年前、新生代新第三紀)や砂岩が「不整合」の関係で接しているとのこと。

2つの地層の間には1億5千万年もの隔たりがあるそう👀

層の色の違いがわかり、地球の営みを間近に感じられる場所でした。
(4)の左下のはペットボトル(500ml)です。

(3)

(4)


観察スポットもまだまだあるようなのでまた訪れたいです🌿

博物館館内展示

𝕏にポストした内容を貼っていきます🙇

2026/8/14 ポスト


𝕏(こちら)にポストした内容です。

初訪問し、特別展「古秩父湾(2026年10月12日迄)」イベントのミュージアムトーク(8月7日)に参加しました。
学芸員先生による、パレオパラドキシア化石発掘の様子など具体的で楽しいお話満載の講義でした。

その後、展示室へ移動。
標本の目の前でさらに詳しい解説を聞き…実物化石やレプリカの一部に触らせていただきました🙏

記憶に残る大腿骨の形状や胸骨の乳様突起の手触りでした~
充実したイベントを開催して下さり、大変感謝しています🙇

𝕏にポストした画像です。
常設展より(1) 私の添え書きに間違いがあり訂正した物(こちら)です。

(1)


ミュージアムトークについて(2)

(2)


常設展「地学展示ホール」より 古秩父湾の変遷に合わせた岩石や化石の展示
𝕏でのポストは(こちら
(3)埼玉県最古の化石「サンゴ化石」

(3)


(4)古生代石炭紀のアンモナイト(。。。。。。。ゴニアタイト目でしょうか)

(4)

2026/8/21 ポスト

𝕏(こちら)にポストした内容です。
(1)メガロドン

(1)


(2)アケボノゾウ

(2)

おわりに

「自然の博物館」では、展示室の解説板もわかりやすかったですが、置かれている解説リーフレットも充実していました。
特に小学生向けのカラー版リーフレットは、化石の見つかった場所、「埼玉3億年のたび」のどの時代にいたのかが一目でわかる「おもて側」(1)、展示を見るべきポイントが示された「うら側」((2)右上)からなり、大人にとっても頼りになる内容だと思います。

図録も写真豊富で解説も丁寧で感動(感涙)です!((2)下2冊)

(1)

(2)


駆け足で巡りましたが、「地球の窓」の呼び名の長瀞を一部分でも知る事ができ良かったです。
範囲を広げてまた訪れたいです🍁🍂

それでは、今回も最後まで見ていただきありがとうございます🙏

この記事の𝕏でのポストは(1/2こちら)(2/2こちら)です。

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